世界一周旅行(過去編)・第五章・7日目(ヴァルナ~ヴェリコ・タルノヴォ) [世界一周旅行]
昨夏の欧州の旅、ブルガリアを右回りに進み、黒海沿いのリゾート都市ヴァルナから歴史的な町並みを残すヴェリコ・タルノヴォへと移動しました。
2005年8月10日(水)
朝、ホテルで簡単な朝食を済ませ、バスターミナルへ。ヴェリコ・タルノヴォへのバスのチケットはあらかじめ昨日に購入してある。
(左)バスはヴェリコ・タルノヴォを経由してソフィアまで走る。
(右)3時間ほどでヴェリコ・タルノヴォのバスターミナルに到着。
ここヴェリコ・タルノヴォは、森と丘に囲まれ、市内を流れるヤントラ川沿いの切り立った崖の上にあり、その中世的な美しさでブルガリア有数の観光地となっているが、実は大関・琴欧州はこの町の郊外の出身である。
今日の宿は、観光案内所で紹介してもらったプライベートルームへ。民家の離れの部屋などを間借りする形式で、ブルガリアをはじめ、中東欧では割とポピュラーな宿泊施設。ここは一泊15ユーロだった。
部屋に荷物を置き、散策へ。市内を蛇行して流れるヤントラ川に貼り付くように家々が立ち並んでいる。
市街地を抜け、丘のほうに行ってみる。
(左)市街地のはずれにある聖処女降臨聖堂。
(中)そこからツァレヴェッツの丘を眺める。
(右)丘の頂上にそびえる大主教区教会。
ツァレヴェッツの丘の入口。ここから石畳の道を登っていく。
丘の上からは森と川に囲まれたヴェリコ・タルノヴォの街並みを一望できる。
丘から市街地に降りてきて、周囲を少し散策。
(左)中世にタイムスリップしたかのような街並み。
(右)ブルガリアに来てこれで何回目のアイスクリームだろう…安くてとても美味しい。
(左)町の中心、ブルガリアの母広場に建つモニュメント。
(右)その周辺は両替商の多い通りとなっている。
旧市街は観光客向けの店が並び、ツーリストの姿が絶えることはない。
さて、少し日も傾いてきて、まともに昼食も食べていないのでお腹が空いてきた。
(左)ブルガリアの母広場近くのレストランに入り、まず地元のビールとチーズたっぷりのサラダを。
(右)そして鱒のソテー、レモンをたっぷり絞って。ビールがどんどん進んでしまう。
ビールで少々いい気持ちになりながら、川沿いの道をぶらりぶらりと宿まで戻る。
川の対岸にはヴェリコ・タルノヴォ美術館と、そしてその正面には12~14世紀、ここが第二次ブルガリア帝国の首都として栄えた時代、その最盛期に統治を行っていたアッセン王のモニュメントが建てられている。
河岸にへばりつくようにして建てられている建物の数々。本当に歴史の奥深さを感じる街だ。
さて、短かったブルガリア旅行も明日が最終日、ソフィアに戻り、そしてイギリス行きのフライトに乗ります。
(続く)
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