過去の自分のブログをざっと読み返していたら、昨秋に書いた文章で目が止まった。
知的好奇心が磨り減ってきていることへの危機感を記したものだが、あれから数ヶ月、実際のところ状況は好転していない。むしろモチベーションが下がっている気がする。これは正直言ってまずい。「知的充電」が急務になっているのかもしれない。
これからも同じような日々を送るだけではますます空っぽになるだけだなあ。抜本的な改善策、生活を改めないと。
実は今は結構、大切な時期にいるのかもしれない。このまま漫然と過ごしたら大きな損失になりそうだと、何となく感じている。
2006-03-14 23:18
nice!(0)
コメント(6)
トラックバック(1)
共通テーマ:blog
知的充電と言うわけではないけれど、やはり常に努力し続けるのは大切だと思っていました。絵をかくでもなんでもいいのですが、やはり10年続けると10年続いた形になるなぁ、と。
昨日本を読み終えて思ったコトですが、ここ数年、私は似通った本を読んでいるようです。結果その分野の知識や好奇心レベルは維持していますが、それ以外の部分との落差が激しいのです。
充電期間をとると体系的に学べたり、日常から少し逸脱した環境で学んだりすることで視点を変えることができたりしそうですね。
by usagi (2006-03-15 13:43)
usagiさん
どうもお久しぶりです。
「継続は力なり」とか「石の上にも三年」といった言葉は、無骨に聞こえはしても実は極めて核心を突いた表現だと、最近特に思うようになりました。ただ、僕はその辺の我慢が少し足りないようです。
いかに自分の知的好奇心を広く保つか、忙しい日常の中でそれを実現することは困難な面もありますが、心のガス欠を起こさないためにも何としても努力すべきなんでしょうね。
by ちくりん (2006-03-15 23:54)
ちくりんさんの以前に書いた文章を読んで、なるほど。と思いました。
そうなんです。わたくしも、学生時代に比べると知識欲というものが落ちてきている気がするのです。
あの時代は時間にゆとりがあったから、自分の好きなことに関しての知的充電ができた。国際政治とか、歴史物語だとか。
今は、言い訳する訳ではありませんが、毎日の仕事に関する知識で脳の大部分を使ってしまい、それ以外の情報を仕入れる時間、余力というものが極端に少なくなっている気がします。こんなことではいけない、といつも思うんですけど。脳力も年々低下しているだろうし。
休みの日、電車での移動時間、寝る前の20分程度の読書タイム、友人との対話。
それらを有効活用して、できるだけボケないようにしないとね。
by キー (2006-03-16 00:27)
好奇心を維持するのはすごく努力がいることなんだと最近思いました。大学時代や社会人なりたてのころは何の努力もなく、さまざまな分野の知識をどん欲に取り込んでいたし、少し難しいことにも教養を身につけるためにと思って挑戦していたと思います。最近は、知識を増やしたい欲求はありますが、お手軽な方法に流れているように思います。一方、一念発起する気力も低下しているのは非常に憂慮するところです。心身共に充電が必要なのかもしれません。
by Tomo (2006-03-16 00:42)
忙しすぎたり、心に余裕が無いと、身の周りにある興味深い事を
素通りしてしまいます。
ゆとり教育は失敗しましたが、心身ともにゆとりを持てば、
知的好奇心を満足させられるはずです。
しかし、そのために、今の仕事をやめて、学校に行くとか(海外がいいですね。
個人的には中国の学校にいってみたい) しなければならないのは
つらいですね。仕事をしながら、知的充電が出来るシステムを
日本で構築すれば、それがビジネスになるかもしれませんね。
(すいません、素人の意見です)
by scot (2006-03-16 17:06)
キーさん
まさにその通りですね。特段の対策もせずに放っておけば、確実に知力は低下していきますね。忙しい時だからこそ、能動的に時間を作って、知的好奇心の補給をしなければなりませんね。脳の中の貯金が目減りしていくのをただ見過ごすのはやはり辛いです。
Tomoさん
やはり皆さん同じような危機意識を持っておられるようですね。日々の生活を支えるために大部分の時間が割かれてしまうのは仕方のないことではありますが、それ以外の時間ではいかに頭を切り替えて、以前のように損得勘定抜きで知識を貪欲に吸収できるかがカギなのかもしれません。
scotさん
やはり抜本的な充電方法としては学校に通ったりすることなのでしょうが、生活との両立という大命題があるので、なかなか現実的には難しい面もありますよね。リスクを負わせることなく知的充電ができる社会のシステム、もっと一般的になることを願って止みません。
by ちくりん (2006-03-17 01:45)